Category : 未分類


「下町ロケット」を読みながら、何度も思い出した事がある。
ライカ犬のことだ。
「下町…」のストーリーとは何にも関係がないんだけど、なぜだろう?

確かライカ犬のことを初めて知ったのは「マイライフ・アズ・ドッグ」を
観た時だと思う。もう20年以上も前のことだ。

広い宇宙空間に、ほとんど身動きもできない状態のまま、
たった一匹でロケットとともに発射された垂れ耳の小さなライカ犬。
その心細さ。恐怖を想像した時、人間の残酷さ、身勝手さに、悔しさを
覚えた。

でも、あれから月日が流れ、自分の体の中にも、平気で人の気持ちを
踏みにじる傲慢さが存在することにも気付いてしまった。

自分は、ライカ犬、クドリャフカに餌を与え、頭をなでながらも、
時が来たら平気な顔でロケットに乗せ、宇宙にぶっ放したソビエトの科学者と
なんら変わりない人間なのだ。

Comment

非公開コメント