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もう去年のことになるんだな、「永遠の0」を読んだ。

大ヒットした物って、どこか冷めてみてしまう傾向が自分には
あるんだけれど、
人の命を軽視した当時の日本。軍隊の中で、大切な人の為に、
あえて自分の命に執着した男の生き方はすごく感じるものがあった。
フィクションだと思っても、動かされた。

映画も観たけれど、なかなかよかった。時の男、岡田准一は小説の宮部久藏の
イメージを見事に出していたと思う。

だから、作者 百田尚樹のその後の言動にはすごく違和感を覚える。

人に殺し合いを強制する戦争の罪。無謀な作戦で未来ある若者を死に追いやった
軍部の残酷さを、「0」を読んで再認識した自分の感性がおかしいのかな?

都知事選での応援演説や、NHK経営委員としての姿勢を非難され、
開き直り、反撃に出た下品な発言は、
自分と異なった考えを許さず、激しく他者を凶弾する当時の日本の姿そのもの
、宮部久藏を殺した海軍そのもののように思えるんだけど…。

もう一度、小説を読み直そうかな?と思ったけれど…。
止めました。

小説も映画も、作り手の人格が大切なのでは無く、
受け手の自分が作品から何を感じるかが大切なんだもんね。


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